2015年5月29日金曜日

学生サポーターに支えられて?きょうまで・・・

 心理学科の青野です。きょうは,心理学科の学生さんが中心となって進めている学生サポーターの活動を紹介しましょう。心理学科では,開設当初からピアサポート訓練というものを行っていたのですが,2015年度から,メンバーと活動内容を広げ,人間文化学部「学生サポーター」養成講座として再スタートをきりました。約20名の学生が参加しています。そのうちの半数以上が,昨年度からの継続のシニアです。

 本講座の目的は何なのか,日々自問自答をしているわけですが,今私は,次のように考えています。

①教員ではなく,学生が主体となること。
②学生の間の,縦の関係と横の関係をつなぐ,斜めの関係が生まれること。
③人を変えるのではなく自ら変わること。


 これまで,以下のような活動をしてきました。

①新入生合宿におけるリーダー活動(4月)
②高校生合宿におけるピアサポート訓練(4月)
③1年生教養講座におけるピアサポート訓練(継続)
③下級生への学習サポート活動(継続)
④養成講座でのさまざまな体験学習(継続)

 5月12日に,これまでの活動をふりかえるとともに,これからの活動のあり方について話し合いを行いました。突拍子もない意見もあったように思いますが,「楽しい大学生活」と「サポート関係」は車の両輪のごとくであるという印象を受けました。これをさらに具体化して,次なるステージを目指さねばなりませんね。




 ところで,私自身も学生さんから多くのことを学んでいます。というより,自分がサポートしているのかされているのか,ときにわからなくなることがあります。とくにシニアの人たちは,すでに対等に意見を言ってくれるようになっています。何とか,これからの教員人生を乗り切れそうです。

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