2016年8月26日金曜日

4年生が島根県警察少年補導職員採用試験に合格しました!


2016年8月23日(火),犯罪心理学研究室の青木七菜さん(島根県立大東高等学校 出身)が,島根県警察少年補導職員採用試験に合格しました。



青木七菜さんは,犯罪心理学研究室に所属していて,現在も広島県警察本部長から福山西警察署少年補導協助員を委嘱されています。また,広島県警,福山市少年サポートセンター,福山市教育委員会の三者が共同で運営する,少年サポートセンターふくやまにおいて,子ども達への学習支援や体験活動を一緒に行い,お姉さん的存在として子ども達に寄り添っています。






来年の4月からは,島根県警の少年補導職員として,青少年の健全育成に携わることになります。心理学の知識を活かして,問題を抱えた少年や被害を受けた少年達に寄り添って欲しいと思います。

 青木さんは,地域安全マップを小学校で指導する「PACE福山支部」のメンバーであり,その中で広島県共同募金会(赤い羽根共同募金)の社会課題解決プロジェクトのプロジェクトリーダーとしても活躍しています。この子ども達との触れ合いによる経験も少年補導職員の仕事に役立つと思います。




 犯罪心理学研究室では,同様の活動に従事するゼミ生が多くいます。また,入学時から犯罪心理学を学ぶことを目指している学生もいて,少年サポートルームふくやまでの学習支援,地域安全マップ指導,サイバー犯罪ボランティアに参加しています。今後,ますます,青木さんのような学生が増えてくると思います。



 また,今春,犯罪心理学研究室を卒業したOBが,入学時から目指していた警察官になるために勉学に励み,平成28年度第1回広島県警察官採用試験に合格しました。彼は柔道三段の猛者,10月から警察学校に入校して広島県警察巡査となります。2年先輩が広島県警と山口県警で勤務しており,先輩の助言を受けながら夢を実現しました。

 なお,犯罪心理学研究室からは,静岡県警察本部と熊本県警察本部の科学捜査研究所にも採用されて勤務しており,地方の私立大学として警察職員を目指せるユニークな研究室として,2015年のForbes JAPAN 10月号「子どもを入れたい!未来が見える研究室」に掲載されています。


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指導教員の平 伸二教授からのコメント

 青木七菜さんは,学業成績も秀でているのみならず,少年サポートルームふくやまでのボランティア活動,そして,PACE福山支部の赤い羽根共同募金の社会課題解決プロジェクトのプロジェクトリーダーとしてリーダーシップを発揮していいます。卒論では,犯罪心理学研究室のメインテーマである,脳波による虚偽検出にトライします。責任感・正義感ともに強く,スポーツもバレーボールを得意とするなどバランスの良い模範的な学生です。

 オープンキャンパスでも犯罪心理学を学びたいという高校生が多く訪れます。実際に入学して,青木さんのような活動をしながら成長して,少年補導職員,警察官,科学捜査研究所研究員などを目指す人が増えて欲しいと思います。




9月3日(土)は第2回見学会が開催されます!
是非、みなさんお越しください(^_-)-☆

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